2020-02-19 19:00
社会
武漢から帰還したミャンマー人学生59人、2週間の隔離後に帰宅

帰宅後の健康管理を指示
世界的に感染が拡大している新型コロナウイルス肺炎(COVID-19)の発生源とされる中国・武漢から2月2日にチャーター便で帰還したミャンマー人学生59人が16日、帰還を手配した3人の保健局員とともにマンダレーにあるKandawnadi病院での2週間の隔離を経て、自宅に帰ることを許された。帰宅する前、健康状態が良好であることが判明した学生と保健局員は病院で保健・スポーツ大臣と面会。同大臣は、帰宅後に与えられた指示に従うよう促し、体調が悪くなった場合は保健局に連絡することをつけ加えた。
また、武漢からミャンマー人学生を連れ戻すというミッションが、国家指導者の要請で開始されたことを明らかにしている。
受け入れ体制の整備
学生を連れ戻すミッションが開始された後、保健・スポーツ省、疫学者、医療専門家は、健康診断の実施、隔離された生徒の監視、病気の症状が見られた場合の即時治療など、さまざまな面から受け入れ態勢を整えるために会議を開催。その結果マンダレーのKandawnadi病院が選ばれ、医療機器の提供、部屋の改装、医療スタッフの確保などの準備が進められたという。
なお、保健・スポーツ大臣、マンダレー市長、および事務局長は、武漢からの学生帰還に関与した職員を称えて賞を授与した。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/
ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/
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