2020-02-14 17:00
社会
ミャンマー長期ボランティア医師・大江将史氏、「海外医療の現場での思い」を報告

「こんなところで何をやっているんだ」という思いも
ジャパンハートの長期ボランティア医師・大江将史氏が、2年間働いて「感じたこと」、「海外医療の現場での思い」を、2月7日に報告した。同氏がジャパンハートに関してすごいと感じたこと、それは団体が継続していることだった。それに、現地で働き続けることも、「ボランティアなので無給で働き続けるのが難しい」や、「他にももっと給料がもらえる海外医療の現場はある」など、難しい現実がある。
また、遠隔地でのミッションにおいて、農作業で痛めた肩痛や腰痛で患者を診ながら、「こんなところで何をやっているんだ」と思ってしまう自分がおり、実存を賭して貧しい人のために活動をしたいのかと自問することもあるとした。しかし、この問いと真剣に向き合えたことも有意義な時間だったとしている。
人生を費やしてでも成し遂げたい新しいプロジェクトへ
同氏は現在、人生を費やしてでも成し遂げたい新しいプロジェクトに向かって歩みを進めている。友人からも「やまない雨はないから安心せい」という声をかけられ、嵐が去って雨のやんだ風景が見えてきた。
そして今では、ミャンマー・ラオス・カンボジアで、貧しい人のために診療ができていることに、幸せを感じているとしている。
(画像はジャパンハート ホームページより)
外部リンク
ジャパンハート 活動レポート
https://www.japanheart.org/
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