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2013-06-04 11:00
その他
ミャンマーから中国の天然ガスパイプライン、試験段階へ

中国石油がテイン・セイン大統領と会談
5月27日、中国石油(CNPC)の Liao Youngyuan 社長がテイン・セイン大統領を訪問し、中国とミャンマーを結ぶ石油と天然ガスに関するプロジェクトについての詳細を議論した。CNPCのウェブサイトには、両氏が首都ネピドーで会談し親交を深める姿が公表された。会談では進行中の天然ガスパイプラインプロジェクトを始めとする資源についての詳細が話し合われた。大統領はこのプロジェクトを両国にとって最も重要で有益なものと評価しており、CNPCの事業拡大に全面的に協力する意向を見せた。
会談には在ミャンマー中国大使とCNPCのエコノミストチーフ補佐も立ち会ったということだ。
期待される全面開通 本格的な始動は今年末か
パイプラインは当初5月から運営開始予定だったが延期され、その始動が待たれている。産業・エネルギー関連のニュース配信社 PLATTS は5月31日の記事で、プロジェクトは94%は完成し試験的段階に入っていると報じ、本格的な始動は今年末になるとしている。
パイプラインはミャンマー西海岸を起点とし、北東部のラカイン、シャンを通過して雲南州に入る。総長7,676kmのうち中国国内は1,504km、それ以外はミャンマーを通る。途中、Kyaukpyu のオイルターミナルは既に完成しているということだ。
外部リンク
中国石油(CNPC)
http://www.cnpc.com.cn/
PLATTS
http://www.platts.com/
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