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2020-01-15 21:00

社会

ユニセフ、ミャンマー・ラカイン州での爆発による4人の子どもの死に関する声明発表

ユニセフ
激しい紛争の結果として子どもが犠牲に
開発途上国・戦争や内戦で被害を受けている国の子どもの支援を活動の中心としているユニセフ(国連児童基金:UNICEF)は1月10日、ミャンマー・ラカイン州ブティダウン(Buthidaung)郡区の森に薪を取りに来ていたロヒンギャの子ども4人が7日に爆発により死亡したことに関する声明を発表し、彼らの死に深い悲しみを示した。

この爆発では死亡した4人の他に5人の子どもが負傷しており、ユニセフはすべての犠牲者とその家族、紛争に巻き込まれた子どもたちに思いを馳せていることを伝えている。

またユニセフは、ミャンマー国軍と反政府勢力であるアラカン軍による激しい紛争の結果として、子どもが犠牲になっていることに懸念を示した。

地雷の使用停止・撤去を要請
ユニセフは紛争に巻き込まれた子どもたちの安全の確保と保護を維持するために、紛争のすべての当事者が地雷の使用を停止し、埋め込んだ地雷を撤去することを要請。

さらに、紛争の影響を受けたすべての地域の学校やコミュニティで、子どもや教師らが心理社会的支援と地雷のリスク教育を受けられるように政府に緊急教育活動を提供するよう要請した。

なお、ミャンマーでは2019年だけでも地雷や爆発性戦争残存物に起因する事件・事故が起きており、16人の子どもが命を落とし、36人が重傷を負っている。

(画像はユニセフ・ミャンマーより)


外部リンク

ユニセフ・ミャンマー
https://www.unicef.org/myanmar/

ユニセフ・ミャンマーのプレスリリース
https://www.unicef.org/myanmar/press-releases/

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