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2020-01-20 03:00

社会

シャンティ、寺院学校校長の話などから僧侶と地域住民の信頼関係を紹介

寺院
仏教文化が国民生活に密接に結びついているミャンマー
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー事務所スタッフ・市川 斉氏が、寺院学校校長の話などから僧侶と地域住民の信頼関係について、1月15日のシャンティブログで紹介した。

ミャンマーでは仏教文化が国民生活に密接に結びついており、東南アジアの数ある仏教国の中でもその強さは格別だと指摘。

また、同氏は、アトカヤマ寺院の僧侶で寺院学校の学校長を務めるアシンティッサ氏から、マンダレーの仏教大学を卒業後、生まれ故郷の地元住民らからの要請を受けて寺院を建立し、1年後には寺院学校も開設した話も聞き、改めて僧侶と地域住民の信頼関係を実感した。

学校運営を支援する委員会メンバーは仏教信者で構成
寺院学校の運営を支援する委員会のメンバーは、仏教信者で構成されており、仏教大学を出て教養のある人も多い。あるメンバーの実家は茶の卸売業を営んでおり、寺院の建物の建設支援をしたという人もいる。

ミャンマーにおいて仏教の僧侶という存在は、身近な師であるとともに相談相手でもある。市川氏は、ミャンマーの地域社会は寺院及び僧侶は地域のため、住民は寺院のためにと相互に信頼し合って成り立っているとしている。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=36845

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