2020-01-08 00:00

政治

進まない難民の帰還

難民
国境に点在する難民キャンプ
昨年の11月、シャンティ国際ボランティア会専務理事の岡本和幸氏は、ミャンマーを訪れた。

その様子は2020年1月3日、ホームページで紹介された。

タイのメーソットに着くと、ミャンマーとの国境にあるメラキャンプを訪問した。タイとミャンマーの国境には、ミャンマー難民キャンプが点在するが、メラキャンプはその中でも最大の規模を誇る。

進まない難民の帰還
住民組織の副代表によると、和平合意で始まった住民の帰還もあまり進んでいない。ミャンマーでは、戦闘が続いている所もあり、地雷などの心配も残る。長い年月が経過したこともあり、仕事や生活への不安も大きい。

一度ミャンマーに戻っても、難民キャンプに再び戻って来る人も多い。支援を必要とする難民の現状が見えた。国境を越えるとミャンマーのミヤワディーに着く。ミヤワディーにあるレイケイーコー村は、ミャンマー政府の協力にもと、環境整備が行われている村の一つだ。

住民からの熱烈な歓迎を受けた上に、住民代表より挨拶もあった。難民キャンプにおける、シャンティ国際ボランティア会の図書館活動が人々の心に届いている証として、感動的な出来事だった。

(画像はシャンティ国際ボランティア会のホームページより)


外部リンク

シャンティ国際ボランティア会
https://sva.or.jp/wp/?p=36637

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