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2019-12-23 09:00

文化

ミャンマーの首都ネピドーで「日本映画祭」開催

日本映画祭
「移民」を題材にした作品で人々を魅了
ミャンマーの首都ネピドーの映画館で12月20日、「日本映画祭(JAPAN Film Festival)」が開催された。

この日に上映された映画は、藤元明緒監督の日本・ミャンマー合作映画『僕の帰る場所(英題:Passage of Life)』で、多くの観客を魅了したという。

この映画は、東京の小さなアパートで暮らすミャンマー家族を取り巻く社会を背景に描かれた作品だ。父親と会えないストレスを抱えた“日本語しか話せない”息子2人と、日本の生活や“日本語に慣れない”母親。異国の地での不安を抱えながら母親は母国ミャンマーへの帰国を切望していくという。

世界各地で話題となる「移民」を題材にした作品で、演技経験のないミャンマー人を起用しているのが特徴だ。

なお、開催に伴いオープニングセレモニーが行われ、日本・ミャンマーの両国から関係者が参加。また、同映画祭の入場料は無料である。

時代物から現代物まで
翌21日には、午後1時30分から犬童一心監督の映画『引っ越し大名!(英題:Samurai Shifters)』を上映。同映画の舞台は江戸時代で、星野源が主演を務め、高橋一生や高畑充希などが出演している。

また、午後4時30分からは、鈴木雅之監督の映画『マスカレード・ホテル(英題:Masquerade Hotel)』も上映。同映画は人気作家・東野圭吾の同名ミステリー作品が原作で、木村拓哉や長澤まさみらが出演している。

「日本映画祭」は2013年から毎年ミャンマーで開催されており、2020年1月にはヤンゴンやマンダレーでも開催される予定だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/

ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/

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