2019-12-16 22:30
社会
NTT Ltd.、シンガポール・ミャンマー・インドにわたる大容量光海底ケーブルの建設を開始

最終的には約11,000kmにもなる光海底ケーブル
NTT Ltd. グループ(以下、NTT Ltd.)が、シンガポール・ミャンマー・インドにわたる大容量光海底ケーブルの建設を、2019年12月から開始すると、12月13日に発表した。同社は、戦略的合弁会社Orient Link Pte. Ltd.を通じて、シンガポール・ミャンマー・インド間に、最終的には約11,000kmにもなる新しい大容量光海底ケーブル「MIST」の建設を進めていく。
5Gサービスなどの展開により、海底ケーブルを経由する国際データ通信の需要が急速に高まることを予測。NTT Ltd.が既に保有する国際海底ケーブルや、建設中の「JUPITER」と「MIST」を合わせることにより、インドからアメリカまでつながるグローバルネットワークの提供が可能になる。また、シンガポール・ミャンマー・インドのデータ伝送の高速化にもつなげていく。
最速の光波長多重伝送方式を用いて240Tbpsを実現
「MIST」では、地域最速となる光波長多重伝送方式を用いて、1秒間におよそ6時間分のハイビジョン映像が転送できる240Tbpsを実現する。波長選択機能「WSS ROADM」を採用し、ケーブルに不具合が生じた際も、遠隔操作で伝送ルートの変更が可能となり、顧客のビジネスに支障が起きないようにもする。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
NTT Ltd. プレスリリース
https://hello.global.ntt/
NTT Ltd.のプレスリリース(@Press)
https://www.atpress.ne.jp/news/201084
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