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2019-12-13 02:15

社会

国際法上の違反行為、セーブ・ザ・チルドレンが責任を問う重要性を主張へ

ロヒンギャ
オランダ・ハーグで国際司法裁判所の公聴会が初開催
セーブ・ザ・チルドレンが、ミャンマーにおけるロヒンギャ問題で、国際司法裁判所の公聴会が初開催されるにあたり、国際法上の違反行為に関し、加害者の責任を問う重要性を主張していくと、12月10日に発表した。

オランダ・ハーグで国際司法裁判所の公聴会が、オランダ・ハーグで初開催される。セーブ・ザ・チルドレンは、ミャンマー国軍による大量虐殺行為で、子供の人権が大きく侵害されていることを考慮し、国際司法裁判所で加害者の責任を問うべきだと主張していく。

国際社会に強いメッセージを 両親が殺害された子供も
セーブ・ザ・チルドレンは、バングラデシュに避難したロヒンギャの子供から話を聞いてきた。ラニアさん(10歳)は、両親が殺害され、田んぼで遊んでいるときに脚を撃たれた。また、ファイハさん(10歳)は、幸せに暮らしていた中、急に銃撃が始まり、持ち物を何も持たずに逃げてきたと話している。

セーブ・ザ・チルドレンのミャンマー事務所・スリランカ事務所・タイ事務所代表のマイケル・マグラス氏も、国際司法裁判所がこの主張を受け入れ、子供に対する残虐行為を放置せず、国際社会に強いメッセージを送るように訴えている。

(画像はセーブ・ザ・チルドレン ホームページより)


外部リンク

セーブ・ザ・チルドレン スタッフブログ
https://www.savechildren.or.jp/

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