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2019-12-06 06:30

社会

シャンティ、難民キャンプにおける図書館と本の持つ力について紹介

ミャンマー国境支援事業事務所
「人として大切なことを教える本の力」を感じた瞬間
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)のミャンマー国境支援事業事務所の山内氏が、難民キャンプにおける図書館と本の持つ力について、12月4日のシャンティブログで紹介した。

シャンティは定期的に好きな本と、その理由を聞いており、メラ難民キャンプの図書館を利用するノー・ゴ・プロ・ムーさん(14歳)は、シャンティが出版した絵本「お月さまが見ている」を挙げた。

山内氏は、“大切なものはお金ではなく、愛であることを教えてくれた”という声を聞き、「人として大切なことを教える本の力」を、じかに感じた瞬間だったとしている。

読み聞かせを通じて子供が本に興味を持つように
同氏によれば、図書館で子供が本を読むようになるためには、興味が持てる読み聞かせ方の工夫が重要で、ミャンマー国境支援事業事務所の職員自らが、読み聞かせを披露することもあるとした。

閉鎖的な難民キャンプで生活する子供は、本を通じて新しい世界を知る。子供たちが本によって変わっていくことを大人も目の当たりにしており、図書館の必要性を認めるようになってきている。

(画像はシャンティ ホームページより)


外部リンク

シャンティブログ
https://sva.or.jp/wp/?p=36237

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