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2019-12-10 19:00

文化

MRTV、JICAと放送技術の推進に関するワークショップを開催

MRTV
放送メディアの質向上、メディア倫理などを議論
情報省の傘下にあるミャンマー・ラジオ&テレビジョン(以下、MRTV)は、日本国際協力機構(以下、JICA)とともに、12月6日、ネピドーの情報省において放送技術の推進に関するワークショップを開催した。

このワークショップには、情報省のペー・ミン大臣、U Aung Hla Tun副大臣、U Myo Myint Maung事務次官、MTRVとJICAの職員が参加した。

ワークショップの開会式では、ペー・ミン大臣が、ワークショップの参加者に、MRTVの放送メディアの質を向上させる必要性、放送のガイドライン、メディア倫理、記者のマニュアル、公益プログラム拡張などについて議論するよう求めた。

ミャンマーにおける放送は、1980年に開始され、日本の笹川財団に支援により、放送スタジオが建設され機材が提供されている。

ペー・ミン大臣は、「日本の支援は、ミャンマーで放送メディアを立ち上げることにおいて重要な役割を果たしたと言える。」と述べた。

その後、JICAミャンマー事務所長の唐澤雅幸氏がワークショップの目的を説明した。

笹川財団とJICAからの支援、NHKからの番組提供
ワークショップは、MRTVの放送の質を向上させるためのJICAからの支援、公益プログラムの作成計画、協力の実践結果に対して、主に焦点を置いている。

MRTVは、笹川財団とJICAの支援を受けて、1980年代にカラーテレビ番組の放送を開始、また、日本の文化支援基金により、日本のNHKの番組383本をMRTVチャンネルで放送した。

日本とミャンマーの間の第3の協力として。両国はMRTVの質の向上に関する4ヶ年のプロジェクトを決定し、MRTVのスタッフの教育を行い、公益プログラムの作成を支援した。2019年-2020年はプロジェクトの最終年となる。

また、MRTVの設備は、JICAによるODAグラントの支援を受け改善されている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/7/12/2019/id-20058

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