ミャンマーニュース

ミャンマー・ラカイン州の住民によると、同国の国軍部隊が9月3日午後7時頃、同州Kyauktaw郡区のヤンゴン-シットウェ高速道路沿いにある2つの村を砲撃し、家屋に火をつけたという。

この放火により少なくても170戸以上が焼き払われ、男性2人が射殺された。しかし、2人は反政府勢力とは関係がない一般人である。

地元住民は、と状況を説明した。

ミャンマー国軍のスポークスマンであるZaw Min Tun少将は、軍部隊が村の近くで攻撃を受けたとして、ラカイン州の地元住民の証言を否定。この事件で2人の遺体と銃が押収されたと明らかにした。

国軍によると、反政府勢力であるアラカン軍が午後6時30頃に警察車両をリモート爆弾で爆発させ、2人の警官が負傷。攻撃された警官を搬送した後、同じ場所で再び攻撃を受けたという。

また、翌4日の朝、村の川の近くで敵の遺体2体と銃を発見したと主張している。

今回の放火は、アラカン軍と2つの同盟民族軍が暫定的で一方的な停戦を拒否した後に起きたが、Zaw Min Tun少将は“停戦拒否”が攻撃を仕掛ける事件には発展しないとの見解を示した。

地元住民と国軍の主張は異なるが、真実が解明される日は来るのだろうか。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

Military ‘Burns Down’ Rakhine Village in Western Myanmar: Residents
https://www.irrawaddy.com/

Myanmar Military Implicated in Civilian Deaths, Arson in Rakhine Villages
https://www.rfa.org/

Nearly 200 houses set ablaze in Kyauktaw Township with two civilians killed
https://www.narinjara.com/