2020-09-05 17:15
社会
難民キャンプなどで生まれた子どもの数が推計10万8,037人に

ロヒンギャの難民・避難民キャンプの人口データを分析
セーブ・ザ・チルドレンが、ミャンマーのラカイン州で起きた危機から3年が経つ8月25日を前に、難民・避難民キャンプの人口データを分析。これらの場所で誕生した子どもの数が推計で10万8,037人に上っていることを、8月25日に発表した。コックスバザールの難民キャンプで暮らす子どもの数は7万5,971人で、全体の9%にも上る。
その中には、ミャンマーとバングラデシュの国境を越える道中で生まれた子どももおり、慢性的な栄養不良に陥っていることも分かった。母親は、栄養のある食事を準備できないほか、夢を叶えてあげることも、十分に愛情を注いで世話をすることもできず悲しいとしている。
避難民全体の25%が7歳未満の子どもと推計
セーブ・ザ・チルドレンは2019年12月時点のUNHCRのデータを基に、21か所のキャンプには7歳未満の子ども3万2,066人が生活していると推計。これは避難民全体の25%にあたる数だ。バディージャさん家族もラカイン州での危機から逃れるため、国内避難民キャンプでの避難生活を強いられている。現在7人の子どもがいるが、そのうち2人が同避難民キャンプで誕生したとしている。
(画像はセーブ・ザ・チルドレン ホームページより)
外部リンク
セーブ・ザ・チルドレン アドボカシー
https://www.savechildren.or.jp/
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