2020-08-25 23:00
社会
ユニセフ、ロヒンギャ難民キャンプで新型肺炎の予防・対策に取り組む

新型肺炎の影響で子ども46万人の教育が進まない状況に
公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ロヒンギャ難民キャンプで新型コロナウイルスの予防・対策に取り組んでいるものの、46万人の子どもの生活に大きな影響が及んでいると8月24日に発表した。バングラデシュのコックスバザールでは、ユニセフが難民キャンプにおける新型コロナウイルスの予防・対策の取り組みを進めている。しかし教育施設は3月から閉鎖されており、およそ31万5,000人のロヒンギャ難民の子どもと若者が学習センターに通えない状況にある。
ユニセフはパートナー団体と連携してワークブックや視覚教材を提供するほか、親や養育者を巻き込んだ学習支援も実施。また、最近の調査では、子ども全体の77%が保護者主導で自宅学習を進められるようにしていることも分かっているが、ユニセフは今後も子どもを教育や情報につないでおくための方法を模索している。
パートナー団体とビタミンA補給キャンペーンも展開
子どもの教育支援活動のほかにも、パートナー団体ととみにビタミンA補給キャンペーンも展開。現状とモンスーンの豪雨の中でありながらも、キャンペーンの対象となった子ども全体の97%にビタミンAが提供された。ユニセフはロヒンギャの子どもが自発的かつ安全に持続可能な帰還ができるように、取り組み強化をしなければならないとしている。
(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF/UNI340770/
外部リンク
公益財団法人日本ユニセフ協会 プレスリリース
https://www.unicef.or.jp/news/2020/0191.html
公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001583.000005176.html
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