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2013-06-06 08:00
その他
コカ・コーラが国内生産を開始

60年ぶりに国内生産を復活
コカ・コーラが、6月4日に、ミャンマーでのボトルプラント事業を開始した。5カ年計画で、2億ドルの予算配分である。(画像;プレスリリースより)
現地邦人のPinya Manufacturing Coとの共同事業となる。コカ・コーラが、国内での生産を行うのは実に60年ぶりという。1962年以来、軍事政権下での経済制裁が続き、1988年にはほとんどの米国企業が撤退するという社会背景の影響だ。
同社はプレスリリースで、ヤンゴンの郊外のHmawbi Townshipにあるボトルプラントで、現地法人のPinya Manufacturing Co.と共に開業記念式典を開催したと発表した。計画着手の記念式典では、コカ・コーラの会長兼最高経営責任者(CEO) Muhtar Kent氏、ヤンゴン地区担当Myint Swe氏、Madeleine Albright氏、などが出席した。
経済的、社会的発展への貢献も目標に
この度のミャンマー進出によって、延べ22000人が、関連の職種への就労が可能になるとしていることから、Kent氏は、コカ・コーラ社がミャンマーの経済に貢献すると述べた。今回の投資では、生産能力を高め、販売成績を向上させることが期待されている。現在、コカコーラとスプライトは、425mlのミャンマー語のラベルつきボトルが生産されている。クラシックスタイルの300mlのボトルと、アルミ缶製品が、近々国内生産および発売予定、Coca-Cola Zeroは缶で輸入されることになる。これからの6ヶ月で、10万件の販売所を確保することが当面の目標。
また、Coca-Cola FoundationはNGOと提携し、3年計画でおよそ2万5000人のミャンマーの女性に対して、財務会計、企業やビジネスマネージなどを指導する計画もある。
外部リンク
Press Release ; Coca-Cola Starts Local Production in Myanmar
http://www.coca-colacompany.com/press-center/
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