2020-08-19 11:00
社会
農業・畜産・灌漑省大臣、ヤンゴン地域のモンスーン水田や養殖池を視察

協同組合により機器の調達や販売に利点
農業・畜産・灌漑省アウン・トゥ大臣は、8月15日、ヤンゴン地域のカウム郡区とクンジャンゴン郡区にあるモンスーン水田を訪問し、農民に支援を提供した。カウム郡区Ma Gyi Tan村にあるモンスーン水田において、農業局のYe Tint Tun局長は、新型コロナ対応経済プラン(CERP)ファンド、およびモンスーン水田の種子生産者に向けた技術的支援を提供すること、そして、水田種子生産者部門に農業スタッフを割り当てることを報告した。
協同組合局のAung Thura局長は、協同組合グループの作業について詳述し、そして、地域の協同組合グループが活動報告をするとともに、議会の代表が地域の開発要件に関して説明した。また、大臣が、新型コロナウィルスに関しては協同組合事業が大きな効果を生むことは明らかであると述べたことが報告された。
さらに、農作物を1つの場所から別の場所に輸送するために、様々な州や地域にある事務所間の協力を促進することにより、市場を安定させることができたことも説明された。
農民とともに形成される協同組合シンジケートは、農民が個人で買うことが難しい農業機械を購入し、シェアすることができる。協同組合の農民は、協同組合ローンを受け取ることができるだけでなく、卸売市場で生産物をまとめて販売することによって市場の利益を得ることができる。集団的な努力は成功をもたらすことができる。
局長は、農民に協同組合シンジケートを形成するように要請し、農業・畜産・灌漑省は、法律に従って協同組合グループを設立することを支援していると述べた。
養殖用池に幼魚を提供するなどの支援
その後、大臣一行は、クンジャンゴン郡区のTaw Kyaung村にある稲の種子生産地を訪問し、農民にCERPファンドを提供した。CERPにおいて、農業・畜産・灌漑省は、カウム郡区の383エーカー、クンジャンゴン郡区の452エーカーを含めて、ヤンゴン地域にモンスーン水田を合計で119万エーカーに拡大させる。このうち、90万エーカーが既に植えられている。
また、CERPを通して農民に幼魚を提供し、8つの村のためのVRFPファンドと、10の村のための作業資金となる現金を、カウム郡区の機械化された農業キャンプに関連する職員に手渡した。
また、農業・畜産・灌漑省は、カウム郡区の3,562.17エーカーを含む、ヤンゴンの67,328.19エーカーの養殖用池に、幼魚を提供した。
ミャンマー国内には合計150,000エーカーの養殖池があり、農業・畜産・灌漑省は、60億チャットの資金により幼魚を提供している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/news/1195
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