ミャンマーニュース

ミャンマー投資委員会（Myanmar Investment Commission：MIC）は8月2日に定例会議を開催し、国内外の7つの投資プロジェクトを承認した。

承認されたプロジェクトの投資総額は4億6,260万米ドルならびに732億ミャンマーチャット（約5,400万米ドル）で、業種は製造業、不動産業、ホテル業、観光業、その他のサービス業だという。

また、これらの投資により、3,662件を超える雇用機会が創出される。

今回の承認では、シンガポールのセンブコープ・インダストリーズ社（Sembcrop Industries）が主導する2億3,060万米ドルの『Hlegu工業団地の開発プロジェクト』が最も大きい。

また、2,300件の雇用創出が期待される1億8,000万米ドル相当の日本の『イオン大規模ショッピングモールプロジェクト』も含まれている。

新型コロナウイルス（COVID-19）が世界的に大流行する中、ミャンマー投資には同国内だけでなく、海外企業も関心を示し続けている。

一方、MICの承認を正式に受けても、COVID-19による制限等で開発は遅れる可能性があるという。

実際、シンガポール主導の工業団地開発は1月に承認を受け、3月の建設開始が期待されていたが、半年以上も承認が遅れている。

正式に承認を得たので建設へと移行できるが、集会の制限がまだ課されているため、期間を延長せざるを得ないのが現状だ。

（画像はTHE GLOBAL NEW LIGHT OF MYANMARより）

外部リンク

Myanmar Investment Commission approves investment proposals including development of Hlegu Industrial Park project
https://www.globalnewlightofmyanmar.com/

Myanmar approves 7 local, foreign investment enterprises
http://www.xinhuanet.com/

MIC approves multi-million dollar industrial park in Hlegu
https://www.mmtimes.com/