2020-08-08 11:30
学術
新潟大学医学部とヤンゴン第一医科大学、学術協定を締結

Web会議システムで調印式
新潟大学医学部は、ヤンゴン第一医科大学と学術交流協定を締結したことを発表した。協定の調印式は、新型コロナウィルス感染拡大による入国制限などの影響で、7月27日、ヤンゴンと新潟大学をWeb会議システムで繋いで行われた。
調印式には、ミャンマー政府保健・スポーツ省保健人材局のTin Tin Lay局長、ヤンゴン第一医科大学のZaw Wai Soe学長と教授4名、新潟大学からは医学部長の染矢俊幸教授、大学院医歯学総合研究科長の大峡淳教授、ミャンマー感染症プロジェクトの齋藤玲子教授らが出席した。
第一医科大学のZaw Wai Soe学長は、挨拶の中で、「長年にわたる新潟大学のミャンマーへの医療協力に関する取り組み触れられると共に、今回の協定を基にした研究者・学生交流により、大学間だけではなくミャンマーと日本の絆を強固なものにしたい。」と語った。
そして、染矢俊幸医学部長は、2017年からの新潟大学医学部とヤンゴン第一医科大学との高齢者の健康に関する研究交流について紹介した。
感染症の予防や診断治療、人材開発などを行う
ミャンマー感染症プロジェクトは、日本医療研究開発機構の感染症研究国際展開戦略プログラム(J-GRID)の1つとして、ミャンマー国内各地で蔓延する感染症の制御に向けた予防や診断治療に資する新しい技術の開発、高度専門人材の育成を目的としている。新潟大学がミャンマーに感染症研究拠点を形成し、全国の大学・研究機関と共同して研究を推進している。
また、今年度から始まった日本医療研究開発機構の海外拠点共同研究では、ミャンマーの新型コロナウィルス調査にも取り組むこととなった。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
新潟大学医学部
https://www.med.niigata-u.ac.jp/
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