2020-07-30 05:30
社会
住友商事、「ティラワLNG To Power」の独占開発権を取得

陸上LNG貯蔵・再ガス化設備などを建設・保有・運転へ
住友商事株式会社(以下、住友商事)が、ヤンゴン管区ティラワ地区における「ティラワLNG To Power(以下、同プロジェクト)」の独占開発権を取得したと、7月27日に発表している。丸紅株式会社や三井物産株式会社、Eden Group Co., Ltdとともに住友商事が、同プロジェクトの独占開発権をミャンマー電力エネルギー省から取得した。
これにより上記4社は今後、1,250メガワットのガス焚き火力発電所と、陸上LNG貯蔵・再ガス化設備を建設などに向けて、実現の可能性を調査する予定だ。
独立系発電事業者による電力供給状況の改善に期待
同プロジェクトでは長期売電契約を行い、商業運転開始後25年間にわたって同省傘下の国営電力発電公社に売電を行う予定だ。電力供給が急速な経済成長によって不安定になっているミャンマーでは、海外企業の独立系発電事業者による電力供給状況の改善に期待が高まっている。
住友商事は日本国内において多くの発電事業・建設プロジェクトを手掛けてきたほか、ティラワ地区においてガス焚き火力発電所を建設した実績がある。これまでのノウハウなどを活かして同プロジェクトを推進し、ミャンマーにおける電力の安定供給に寄与していく意向を示している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
住友商事株式会社 プレスリリース
https://www.sumitomocorp.com/
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