2020-07-23 04:30
社会
セーブ・ザ・チルドレン、ロヒンギャ難民の子どもと新型肺炎の現状を紹介

過密状態の難民キャンプで多くの人が亡くなる可能性も
セーブ・ザ・チルドレンの「Stop the War on Childrenキャンペーン」のユースチームが、新型コロナウイルスがロヒンギャ難民の子どもに与える影響・リスク、そして今何が起きているのか現状などを7月20日に紹介した。ロヒンギャ難民キャンプでは5月14日に、最初の新型コロナウイルス感染者が確認された。同難民キャンプではおよそ86万人が暮らしており、過密状態で衛生状態も悪く、医療サービスも十分でないたま、新型コロナウイルスによって多くの人が合併症を引き起こすリスクが高いとされている。
また、セーブ・ザ・チルドレンの保健医療ディレクターで医師のシャミム・ジャハン氏は、多くの人が亡くなる可能性も高いと訴えている。
感染拡大防止のために「学習センター」が閉鎖
ロヒンギャ難民キャンプでは普段から教育を受けることが難しい中、新型コロナウイルスの影響によって教育環境が更に悪化。多くの子どもの学び場だった「学習センター」が、感染拡大防止のために閉鎖された。同難民キャンプではインターネット環境が制限されており、オンラインでの授業を受けることもままならず、家庭内での教育機会も十分でないことが分かっている。
(画像はセーブ・ザ・チルドレン ホームページより)
外部リンク
セーブ・ザ・チルドレン 「アドボカシー」
https://www.savechildren.or.jp/
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