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2020-07-16 11:00

経済

自動電子通関システム「MACCS」、ムセでの導入に向けて研修を実施

MACCS
自宅のコンピューターで関税の支払いが可能
7月8日、ミャンマー税関局、独立行政法人国際協力機構(JICA)ムセ・ナムカム国境商工会議所、ムセ・ナムカム通関業協会は共同で、北部シャン州のムセにあるムセ・ナムカム国境商工会議所において、日本の通関システムをベースとする新たな電子通関システム「MACCS」(Myanmar Automated Cargo Clearance System)の研修を行った。

MACCSを使用することにより、ユーザーは、インターネット接続したコンピューターを介して関税を支払うことができ、迅速な取り引きが可能になる。

ムセ・ナムカム通関業協会のSai Htun Ko Ko会長は、次のように説明した。
「この研修を受けた人だけがMACCSを使用できる。研修を終えた後、ユーザーは、IEコード(Importer/Exporterコード)を取得する。取り引きする人は、どのステップが完了したか、どこで遅延が発生したかなどの関連情報を追跡することができる。ユーザーは、自宅のコンピューターを介して情報を追跡することができるため、多くのメリットがある。」(プレスリリースより引用)


2021年の導入を目指す
MACCSの副部門長であるU Win Thant氏、ムセの105マイル貿易ゾーン税関局長であるDaw Aye Aye Win氏、その他の関係者が、この研修を実施する。

まず、理論について13日間理研修し、実践を13日間行う。

MACCSは、2015年から2016年にヤンゴンで導入され、2018年にはミャワディで導入された。ムセでの導入は2021年を予定している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/13/07/2020/id-22133

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