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2020-07-09 10:00

政治

日本とミャンマー、「人材育成奨学計画」に関する交換公文に署名

人材育成奨学計画
研究資金や奨学金資金として
ミャンマー情報省によると、同国投資・対外経済関係副大臣(Deputy Minister for Investment and Foreign Economic Relations)であるバラッ・シィン(Bharat Singh)氏と在ミャンマー日本国特命全権大使である丸山市郎氏が7月6日、日本政府による無償資金協力 「人材育成奨学計画」に関する交換公文に署名したという。

日本国外務省も同日、同様の発表をしている。

無償資金協力の供与限度額は総額6億2700万円で、教育セクターの人材育成に充てられ、2020-2021年度には大学院の研究資金としてだけでなく、修士課程の学生44人、博士課程の学生4人に奨学金として提供されるという。

日本の無償資金協力に基づく人材育成奨学金プログラムは2001年からミャンマーで実施されており、計545人がこのプログラムの恩恵を受けている。

二国間関係強化
日本政府はミャンマーの指導層になり得る若手行政官等が日本の大学院で学位を取得することを支援することで、ミャンマーで課題となっている行政官等の育成に寄与し、二国間関係の強化に結びつける狙いがある。

ミャンマーでは開発課題を取り扱う政府職員や制度、体制などが、実際に取り組まなければならない課題に対して不足しており、その中でも行政官等の育成が差し迫った問題だという。

(画像はミャンマー情報省のプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
https://www.moi.gov.mm/

ミャンマー情報省のプレスリリース
https://www.moi.gov.mm/news/

日本国外務省のプレスリリース
https://www.mofa.go.jp/mofaj/

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