2018-07-14 02:00
社会
ゴールデン・ディアとChatthin野生生物保護区に関するワークショップを開催

効果的な保護をするための知識強化
Friends of Wildlife(FOW)は、7月9日、ザガイン地域のKanbalu地区共同事務所にあるShwe Si Myaingホールにおいて、ノルウェー環境庁との協力のもと、ゴールデン・ディアとChatthin野生生物保護区の保全に関するワークショップを実施した。ゴールデン・ディアは、ミャンマーで発見された珍しいシカで、主に、Chatthin野生生物保護区とShwesettaw保護区で保護されている。保護区は、77年以上にわたり維持されている。
このワークショップには、地区の管理委員会のU Kyaw Zarni Lwin委員長と委員会メンバー、郡区の管理委員会のU Zaw Naing Win委員長と部門スタッフ、Kyunhla郡区の部門管理者、Chathin野生動物保護区近くの30以上の村から住民が参加した。
野生動物保護区の管理者であるU Min Swe氏は、次のように述べた。
「このワークショップは、ゴールデン・ディアとChatthin野生動物保護区の保全に関する管理プロジェクトを策定し、効果的な保護を提供する保全プロジェクトを実施するための効果的な情報を得て、保護における知識を強化した後、地域住民と協力して、現状の問題を特定する目的で実施されます。」(プレスリリースより引用)
絶滅の危機に瀕するゴールデン・ディア
Chatthin野生生物保護区は、1941年6月19日に、66,560エーカーの面積で森林保護区域として設立されたが、その後、3つの村にわたる2,295.58エーカーの農地や村、宗教関連の敷地は、保護区から除外されている。現在、4,264.42エーカーが維持され、Kanbalu地区のKanbalu郡区、Katha地区のKawlin郡区に位置している。
2000年に、Chatthin野生生物保護区には3,000頭以上のゴールデン・ディアがいたが、現在は、保護区に889頭が存在するのみで、絶滅の危機に瀕している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/11/07/2018/id-14163
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