2018-07-19 06:45
社会
Dream Trainで長期ボランティア 元保健師の感想を紹介

予防接種など、公的な医療支援が整っていないことを実感
海外・発展途上国に医師・看護師を派遣し、アジアの子どもの命を守る国際医療ボランティア組織である認定NPO法人ジャパンハート(以下、ジャパンハート)、その児童養護施設ドリームトレインに、長期ボランティアとして元保健師が参加、その感想をジャパンハートが13日のプレスリリースで発表した。1年2か月の長期ボランティアに参加した多木さんは、保健師の視点でミャンマーには、乳幼児の予防接種制度など、公的な医療支援が整っていないことを実感。日本では病気になりにくいシステムが構築されているが、ミャンマーではそれが当たり前ではなく、自分の健康を守るという意識、そして知恵を持って生活しているとした。
貧困や病気、紛争で、日々多くの子どもの命が失われているが、社会全体で寛容に子どもを育てているという印象を受けたとしている。
日本語学習を通じ新しい世界を 女の子にチアダンスも教える
多木さんは長期ボランティアの中で、日本語の指導も行った。将来就職に有利になる資格取得のためだけでなく、学習を通じて、「目標に向かい一生懸命頑張ること」や、「新しい人とのコミュニケーションで、新しい世界が広がっていくことを実感してほしい」との思いから授業を展開。また、男の子に比べて安全管理上、女の子が外出できず、おりの中の鳥のようだと感じたため、チアダンスを教え、多くの女の子が参加し、距離を縮められたとしている。
(画像はプレスリリースより)
(C)Japanheart org.
外部リンク
ジャパンハート プレスリリース
http://www.japanheart.org/
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