2018-07-18 12:00
社会
パナソニック、ミャンマーの無家電地域に太陽光発電設備寄贈

創立100周年記念事業の一環
パナソニック株式会社(以下「パナソニック」)は7月13日、ミャンマー最大都市であるヤンゴンのロッテホテル(Lotte Hotel)で式典を開催し、無電化地域の村に太陽光発電設備を提供する「無電化ソリューションプロジェクト(Off-grid Solutions Project)」を開始したことを発表した。このプロジェクトは、創立100周年を記念した事業の一環で、パナソニックのCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動の一部だという。
パナソニックは関連商品や教育活動を通じて、無家電地域で暮らす人々に電気への理解を促進する。
パナソニック・アジアパシフィック・ミャンマー支店の前田恒和代表は、約50年前にラジオメーカーとしてミャンマーで事業を開始し、事業活動を通じて貢献することを目指してきた経過を述べた上で、
「この新しい取り組みは、電力網にアクセスできないすべての人が正常な生活を送ることができるよう、持続可能な社会を構築することを目指している」(プレスリリースより)
とつけ加えた。地域社会の生活向上につながる取り組み
パナソニックは電源装置やエネルギー貯蔵装置などの製品を寄贈するだけでなく、地元の人材を育成するための教育や技術訓練を提供し、寄贈した製品を地域ビジネスに活用できるように支援するという。無家電地域に電気を届けるパナソニックのプロジェクトにより、これまでできなかった学生の夜間学習を可能にし、教育基盤が確立される。
また、教育基盤が確立されれば、地域社会の収入を増やすこともでき、生活の向上につながるだろう。
なお、パナソニックは2013年よりCSR活動の一環として、教育、医療などの分野で社会的課題を解決するために、ミャンマー赤十字社およびその他の人権団体に3,000個のソーラーライトを寄贈している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
パナソニック・グローバル
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パナソニック・グローバルのプレスリリース
https://news.panasonic.com/global/topics/
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