2018-07-17 18:00
社会
ミャンマー交通警察がオートバイ運転手にヘルメットを無料配布

100個のヘルメットを無料配布
ミャンマー情報省によると、同国とバングラデシュの国境に近いラカイン州マウンドー(Maungtaw)で、交通警察が交通規則の取り締まり中に、オートバイ運転手にヘルメットを無料配布したという。マウンドーの警察官は、
「時々、公共の安全と交通規則遵守のために、意識啓発活動を実施している」(プレスリリースより)
と述べている。同警察官によると、まず初めに、ヘルメットを着用していないオートバイ運転手にヘルメットを配布するという。
なぜなら、頭部を保護するヘルメットは、事故による外傷や人命を救うために重要だからだ。
地元農村部の人たちにとって、オートバイは仕事やその他の目的で使用できる唯一の輸送手段であるため、ヘルメットの無料配布に感謝しているという。
3,000人のオートバイ運転手が通過する中、交通警察はこの日だけで、100個のヘルメットを無料配布した。
ヤンゴンではオートバイ走行禁止のエリアも
東南アジアといえば、「オートバイ」の大群をイメージする人も少なくないだろう。オートバイと車が入り乱れて道路を走り、クラクションが方々から聞こえてくる。二人乗りは当たり前で、一家全員で一台のオートバイに乗っていることも珍しくない。
ヘルメットを着用している人が増える一方、ヘルメット無しでオートバイに乗っている人もおり、事故により多くの人が命を落としている。
ミャンマー最大都市のヤンゴンでは、多発する事故を防止するため、広い範囲でオートバイの走行を禁止しているという。
交通の利便性が高い都心ではオートバイの走行が禁止されても、それほどの不便はないかもしれないが、農村部ではそうはいかない。
多くの人がヘルメットを着用し、事故を起こさないように交通規則を守ることが求められる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/
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