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2018-07-08 06:00

社会

バングラデシュに逃れる4人に3人の子どもが学校に通えず

ロヒンギャ難民
4人に3人のロヒンギャ難民の子ども 学校に通えておらず
国連に承認された子どものための国際援助団体(NGO)であるセーブ・ザ・チルドレンが、ミャンマーからバングラデシュに逃れるロヒンギャ難民について、全体の4人に3人の子どもが学校に通えていない現状を、7月5日のプレスリリースで明らかにした。

2017年8月25日にミャンマーのラカイン州で起きた危機から逃れるため、およそ90万人のロヒンギャ難民が、バングラデシュで避難生活を送っている。セーブ・ザ・チルドレンは、7割以上の学齢期の子どもが学校に通えておらず、教育を受ける権利が侵害されていると訴えている。

難民キャンプでおよそ100か所の学習センターを運営
教育が受けられている子どもに関しても、大半の子ども1日2時間の授業だけにとどまっており、学年に見合った内容でないことが多い。

ロヒンギャ難民の子どもが、この遅れを取り戻すためには、質の高い教育が必要だと考え、セーブ・ザ・チルドレンは、コックスバザールにある難民キャンプで、およそ100か所の学習センターを運営。子どもの学習と、健やかな成長(wellbeing)を支援している。

(画像はプレスリリースより)
(C)GMB Akash/Save the Children


外部リンク

セーブ・ザ・チルドレン プレスリリース
http://www.savechildren.or.jp/

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