2018-07-06 19:30
文化
ボーヂョーアウンサン博物館、殉教者の日は2階が入場禁止に

多くの入場者に建物が耐えられないため
ミャンマー情報省は、多くの来場者が予想される7月19日の殉教者の日に、ボーヂョーアウンサン博物館は、2階が入場禁止となることを発表した。宗教・文化省のThura U Aung Ko大臣は、次のように説明した。
「ミャンマー工学協会は、協会のエンジニアによる検査の結果、ボーヂョーアウンサン博物館の内部には人々が入るべきではない、2階の歴史的な展示は、屋内のLEDボードで上映されることが望ましい、と提言しました。」(プレスリリースより引用)
建物は、ボーヂョーアウンサンの家族のために造られたもので、築後97年も経過しているため、2階は多くの来場者を迎えるには構造的に弱い。
79回目の殉教者の日には、1日で72,268人の来場者があり、建物はこのような多くの人数には耐えられないことから、ミャンマー工学協会の提言のように、殉教者の日のみ、博物館の2階は入場を禁止し、展示物はLEDボードでの上映による公開となる。
通常日には2階も公開
しかし、殉教者の日が終わった後には、博物館の2階に人々が入場することが許可される。月曜日と祝日を除いて、午前9時から午後4時まで開館し、一般来場者は1階と2階の両方に入場が可能である。
内部には、アウンサン将軍のシリコン像も公開されている。実物大のアウンサン将軍がアームチェアに座り本を読んでいる像は、アーティストのAung Kyaw Tun氏が作成したもの。これは、アウンサン将軍の生誕100年を記念して、ボーヂョーアウンサン博物館に建てられた。
ヤンゴンにあるアウンサン将軍に関連した記念碑や記念館には、多くの来場者が訪れている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/2/07/2018/id-14067
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