2018-07-10 20:15
経済
商務省大臣、チャウピュー深海港プロジェクトの見通しを語る

段階的に実施される見込み
商務省大臣であるThan Myint博士は、チャウピューの戦略的な深海港プロジェクトについて、懸念される債務過多には陥らないと語った。商務省は、チャウピュー深海港プロジェクトを実行するために、中国国営のCITICグループChina International Trust Inverestment Corporationと協議しており、すぐに合意に達することが期待されている。
大臣は、次のように説明した。
「我々は、段階的に港湾を建設していくことに合意した。そして、建設は、中国との協力により、地域のビジネスマンと住民の参加を得て、商務省の管理下で段階的に実施される。このように、ミャンマーは債務過多に陥ることはありません。」(プレスリリースより引用)
中国の経済圏構想の一環
チャウピュー深海港プロジェクトは、中国の経済圏構想である一帯一路の一環である。両国は、全面的にウィンウィンの状況になるように、この方法でアプローチすることとなる。Than Myint大臣は、次のように述べた。
「チャウピュー深海港プロジェクトは、ラカイン州の発展、地域住民のための雇用機会の創成、雲南省高地や他の地域を繋げる国家の発展と利益などをもたらす。」(プレスリリースより引用)
このプロジェクトを実施するために、政府は他の国々の困難と危機に留意しており、専門家は、このプロジェクトに関する提案を歓迎している。
大臣は、「政府は、これに関するすべての判断を高く評価している。」と付け加えた。
さらに、政府は、一帯一路の一環として一部の事業を実行する準備をしている。モンスーン期が終わると、タイの融資の支援を受けて、道路網の建設とともに、ダウェイ特別経済区の造成が開始される。
同時に、ミャンマーとタイ、日本の協力のもと、港湾と工業地帯も建造される予定。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/8/07/2018/id-14128
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