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2018-07-03 21:00

社会

ミャンマーで喫煙者が急増 健康スポーツ省が警告

タバコ
13〜16歳の学生も喫煙 非感染性疾病に影響
ミャンマーで喫煙者が急増している。6月25日、健康スポーツ省のMyint Htwe大臣が発表した。

この日、ネピドーのグランド・アマラ・ホテルでミャンマー全国喫煙規制・非感染性疾患防止会議が開催された。会議は健康スポーツ賞と国際結核肺疾病予防連合が主催。大臣は「命と節約のための団結」というタイトルでスピーチを行った。

調査によると、ミャンマーでは44%男性がタバコを購入し、62%の男性が喫煙しているという。

大臣は、
非常に危険な状態だ。学校での調査では13歳から16歳の学生のうち、13.6%がタバコを購入し、吸っている。男子生徒の26%、女性生徒の4%が同じことをしている。(プレスリリースより)

と報告した。

患者と家族の財政的精神的負担、医療支出による経済への影響を指摘
昨今では大学や基礎教育学校での禁煙運動が進んでいる。2003年にはミャンマーを含む192カ国でタバコ規制のフレームワークが承認された。大臣は、タバコの消費を抑制し、その影響や禁煙について、オープンに話しあうことが重要だと述べる。

タバコ規制は健康スポーツ省だけで実現できるものではない。他の省庁や自治体など、関連組織との協力が必要だ。

大臣は、
タバコによる非感染性疾病が長期間にわたれば、患者とその家族の財政的、精神的負担は増え続ける。政府にも負担がかかる。

このような疾病の患者は無料で治療を受けている。このままでは今後10〜15年で国の医療支出は急増し、経済に影響する。(プレスリリースより)

と述べ、喫煙問題に警告を発した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/26/06/2018/id-13984

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