ミャンマーニュース

香港に本拠を置く衛星通信事業者であるアジア衛星テレコミュニケーションズ（Asia Satellite Telecommunications Co. Ltd.　以下「アジアサット」）は6月27日、ミャンマー大手財閥カンボーザグループの子会社であるカンボーザ・ゲートウェイ（KBZ Gateway Company Limited　以下「KBZゲートウェイ」）と共同で、衛星ビデオサービスを展開することを発表した。

第一歩として、全国のテレビチャンネルの無料配信をサポートし、視聴者が全国どこにいてもスマートフォンやその他の接続されたデバイスを介して無料のオンラインビデオコンテンツにアクセスできるようにするという。

衛星を経由したOTT（Over The Top）サービスは、放送事業者やコンテンツプロバイダーが瞬時にかつ費用対効果を高めて視聴者に到達するためのダイナミックなソリューションである。

このサービスでは、Wi-Fi経由で離れた地域や農村部にコンテンツをシームレスに配信することや、クルーズ船、飛行機、電車などの移動中の接続性を問わず、コンテンツをプラットフォーム間でより多く利用できるようにすることを目的としているという。

KBZゲートウェイの最高技術責任者であるビエンダー・シン（Virender Singh）氏は、と喜びを語っている。

なお、アジアサットは、プロジェクトに関連した宇宙セグメントや地上設備を提供するために投資。また、KBZゲートウェイはミャンマーでのOTTボックスの設置などに投資し、OTTプラットフォームに配信されるテレビチャンネルのライセンスを確保するという。

（画像はアジアサットより）

外部リンク

アジアサット
https://www.asiasat.com/

アジアサットのプレスリリース
https://www.asiasat.com/pdf

KBZゲートウェイ
https://www.kbzgateway.com/