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2018-07-01 14:30

社会

障がい者のための情報通信技術研修センターがヤンゴンに開設

障がい者
自立のための雇用機会を創出
6月24日、ミャンマーで初の障がい者のための情報通信技術(ICT)研修センターが、ヤンゴンで開設された。

日本財団の助成のもと、厚生・救助・再開拓省が運営しているこのセンターは、政府と民間、社会団体、後援団体、ビジネスマンが協力して、障がい者が自立するための雇用機会を創出することに向けたコーディネーターの役割を果たす。

障がい者の権利に関する委員会の副委員長として、厚生・救助・再開拓省のWin Myat Aye大臣は、開所式において、次のように述べた。
「ICTは、障がい者に、必要な援助を提供するために研修を行うことができます。2016年に、パリで、ヤンゴンにICTセンターを開設するという合意に達しました。センターは、6月中に運営を開始します。」(プレスリリースより引用)

また、大臣は、ASEANやアジアの国々の中で、このセンターがしっかりと運営されるように、継続な努力をすることを保証するとともに、障がい者の問題に関する国際的な専門家と連携し、地域参加とアドバイスを求めることを提案した。

様々な団体からの支援
日本財団の森常務理事は、このセンターを支援する目的を説明し、保健省局長を退任したTin Nyunt博士は、彼のリーダーシップでこのセンターを設立した努力について語った。また、H.I.Sトラベルミャンマー社は、ラカイン州の開発に60万チャットを寄付した。

そして、大臣は、14人の障がい者のためのインストラクターコースを実施するために、センターの必要書類を受け入れた。

その後、大臣一行は、バゴーにあるヴィパッサナー修道院の修道院長に敬意を表し、提案書を提示した。

また、社会福祉部と修道院の教育ネットワークによって共同で行われたコミュニティベースの洋服仕立業コースの結成式に出席し、コースのためにミシンを寄贈した人に対し、職員が名誉証明書を提出した。

さらに、チャウタダ郡区のパゴーにおいて、グッドネーバーズによって建設される小学校の開所式が行われ、副大臣は、学校に関する書類を受け取り、慈善団体から寄付された現金を受け入れた。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/25/06/2018/id-13971

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