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2018-07-05 23:00

社会

麻薬中毒者更正プログラムのための作業調整会議が開催

麻薬
国家や社会経済の発展に不可欠
麻薬や向精神薬の乱用を防止するための国家薬物管理政策が制定されたことに伴い、麻薬中毒者を更正させるシステムを作るための作業調整会議が、ヤンゴン地域政府の社会福祉部局で開催された。

会議では、厚生・救助・再開拓省大臣のWin Myat Aye博士が演説を行い、「麻薬中毒者の治療は、国家や社会経済の発展における法の支配をサポートするものであり、優先課題の1つである。」と述べた。

6月26日にネピドーで開催された「薬物乱用と麻薬密輸に対する国際デー」では、大統領が、麻薬中毒者の治療と、慈善団体や市民社会との協力の強化は、将来に向けた作業プロセスの1つであると表明し、次のように語った。
「協力する組織や部署、利他主義の人たちは、自分自身の利益よりも、決意とともに患者と一緒にこれを実行する必要がある。」(プレスリリースより引用)

そして、Win Myat Aye大臣は、麻薬中毒者治療のためのファンド設立、麻薬に戻ることを避けるための生活訓練の提供、精神的と体力的な訓練を体系的に提供する若手ボランティアの育成について言及した。

訓練コースやガイドについて議論
次に、国連薬物犯罪事務所(UNODC)、ミャンマー反麻薬協会(MANA)、マンダレー反麻薬協会の職員が、それぞれの作業について説明し、国際的なガイドラインに従って短期間で能力育成コースを実行する、訓練コースのガイドとハンドブックについて議論を行った。

調整会議には、薬物管理中央委員会のメンバー、更正作業プログラム担当のU Soe Aung副大臣、UNODCとMANA、マンダレー薬物乱用防止協会の職員、社会福祉部局およびリハビリテーション部局関係者が参加した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/1/07/2018/id-14065

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