2018-07-05 23:30
社会
ミャンマー選挙管理委員会、2020年の総選挙に向けた戦略計画を作成へ

新しい戦略計画策定へ
ミャンマー選挙管理委員会は、政府官庁機関(以下、CSOs)と政党と協議を行い、戦略計画を見直し、2020年に行われる総選挙のプロセスにおいて、CSOsからの協力を求めた。ミャンマー選挙管理委員会の委員長であるU Hla Thein氏は、次のように述べた。
「透明性と自由、公平性を備えたミャンマー選挙管理委員会は、前回の選挙の強みと弱み、有利な点、課題を考慮して、11章からなる、2020年の選挙に向けた戦略計画2019-2022を策定した。CSOsは、選挙プロセスにおいて重要な役割を果たすこと、投票リストと投票についての教育をまとめるために協力すること、選挙プロセスや包括性の推進、選挙の監視において重要な役割を果たす人たちとコミュニケーションと取ることを求められている。」(プレスリリースより引用)
そして、前回の選挙の成功におけるCSOsの貢献を評価した。
関係部門ごとに細かい作業
また、委員会メンバーであるU Myint Naing氏、委員会事務局の職員、国際選挙財団と、CSOs57団体が協議に参加した。戦略計画には、委員会と下位委員会、選挙を成功させるための関係部門ごとの作業が含まれている。さらに、CSOsは、投票者リストの作成、一般および有権者への通知、すべての利害関係者への相談、参加レベルの引き上げ、選挙の監視などにおいて協力するために果たす役割が求められた。
そして、国際選挙財団のカントリーディレクターであるPaul Guerin OBE氏が、協議の議題を説明した。
CSOsは6つのグループに分かれ、戦略計画について話し合いを行った。また、ミャンマー選挙管理委員会の戦略計画に関する政党との協議も行われた。ミャンマー選挙管理委員会は、2015年の総選挙のために、2013-2018年の戦略計画を策定している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/3/07/2018/id-14075
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