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2018-06-18 04:45

社会

モンスーン期に突入 何千人もの子どもの健康と安全に危険が及ぶ

難民
1週間にわたり豪雨と強風が続く 土砂災害による死者も
世界中の子どもの権利と健康を守るために活動する公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、モンスーン期に突入したことで、ミャンマーからバングラデシュに逃れている難民に、新たな危険が迫っていると15日のプレスリリースで発表した。

ユニセフによれば、バングラデシュがモンスーン期に入ったことで、南東部に大型の嵐が到来したとしている。1週間にわたり豪雨と強風が続き、難民キャンプと仮設居住地区に被害が及び、健康と安全に危険が迫っている。

また、この豪雨により洪水と土砂災害が発生し、子ども1人が亡くなっていることも明らかになった。

保健施設2棟、食糧配給所2か所の損壊被害も 復旧作業を急ぐ
最近の豪雨後にユニセフが実施した初期調査では、1万人近くの難民が強風、土砂災害、浸水や洪水によって被災したことが分かった。更に、20万人の難民が洪水と土砂災害の両方の危険に直面していると推定している。

これまでに、ユニセフが支援を行う保健施設2棟と、食糧配給所2か所の損傷・損壊被害など、様々な施設への影響も確認されており、復旧作業が急がれている。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UN0216986_LeMoyne


外部リンク

公益財団法人日本ユニセフ協会のプレスリリース(PR TIMES)
https://prtimes.jp

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