2018-05-30 06:00
旅行
古代都市バガン、寺院入場料で70億チャット以上の収入
各国から観光客が訪れる世界三大仏教遺跡
5月27日、ミャンマー情報省は、仏教遺跡群があるバガン観光の状況について発表した。マンダレー地方にあるバガン考古学ゾーンは、11世紀から13世紀、バガン王朝の時代に建てられた寺院や仏塔が点在するエリアだ。
大小さまざまな仏塔の数は3000を越え、アンコールワット、ボロブドゥールとならぶ世界三大仏教遺跡のひとつとされている。
ミャンマーホテル観光省の発表によれば、2017年度バガン遺跡を訪れた外国人観光客は30万449人。寺院、仏塔の入場料による収入は70億チャット以上になった。1人あたりの支払いは2万5000チャットということになる。
熱気球やアンティークグッズが人気
観光客の内訳はアメリカが最も多く、次いでイギリスからは11万人以上が訪れている。日本からは1万7718人、フランス、ドイツからも1万人以上が訪問リストに登録されている。大多数の観光客は、古代都市バガンの美しい風景に魅力を感じて訪れる。また、オープンシーズンに利用できる熱気球も人気だ。
ヨーロッパ諸国、タイやシンガポール、マレーシア、中国などアジアの近隣諸国から訪れる観光客は、アンティークグッズに強い興味を示しているという。Nyaung UやAva、Pyin Oo Lwinなどの文化ゾーンを探索するプランも人気がある。
ホテル観光省は、観光事業強化のため、カンボジアのSiem ReapとNyaung Uを結ぶ直行便運行の計画もすすめている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/27/05/2018/id-13627
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