2018-06-01 05:00
社会
マンダレーのイルカ保護地域、過去13年に29頭が死亡

死因は感電と捕獲網の老朽化による事故
マンダレー・バンブードルフィン保護地域では、過去13年に29頭のイルカが死亡している。5月29日、ミャンマー情報省が同地区の状況を報じた。観光コミュニティーのリーダーであるU Maung Mung Lay氏によると、2005年5月から今年5月までの13年間、29頭のイルカが死亡。そのうち21頭の死因は感電だったという。
U Maung Mung氏の両親は2005年からリストを作成している。大部分は電気ショックで死亡した。他には捕獲網の老朽化による事故が死亡の原因となっている。(ミャンマー情報省より)
と述べている。
自治体と漁業団体が協力して保護活動
U Maung Mung氏と両親は1984年から、72頭のイルカを捕獲し、保護活動を開始した。保護活動は2014年から、ミャンマー野鳥保護グループと共同で行われるようになった。また、昨年からは観光を基盤とする活動もはじまった。外国人観光客を対象に、イルカの助けを借りて行う、伝統的な漁猟を紹介するツアーも導入されている。
U Maung Mung氏は、
地元の漁師はイルカとともに魚を捕っている。現在、漁業団体と自治体が協力してイルカの保護につとめているが、規則を守らない者もいる。(ミャンマー情報省より)
と語っている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/29/05/2018/id-13653
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