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2018-05-27 04:00
その他
ヤンゴンバスサービスにカード決済システム導入へ

小額紙幣がない場合などの問題を解決
ミャンマー情報省は、ヤンゴンバスサービス(以下、YBS)が、紙幣不足の問題を解消し、現金ボックスシステムを廃止するために、カード決済システムを迅速に導入する必要があるという民間起業家の提言について、5月25日に伝えている。現在、YBSバス路線を利用している顧客は、運賃を現金ボックスに入れる必要がある。しかし、ちょうどの金額を持っていない場合や、破損した紙幣、偽札を使用した場合は、乗客との間に問題が起こる。また、必要な金額を払っていない顧客もいる。
Power Eleven Public Companyの取締役社長であるKo Tayote Lay氏は、次のように述べた。
「我が社の民営バス路線も、これらの問題に直面しており、問題をすべて議論する必要があります。また、YBSバス路線のコミュニティも、これらの問題について話し合っています。」(プレスリリースより引用)
Power Eleven Public Companyの職員2人は、5月1日に、78番バスにおける5つの路線で、乗客の運賃支払い状況について調査した。Ko Tayote Lay氏によると、現金ボックスで50%の支払い相違を発見した。
3ヶ月後には導入する予定
ヤンゴン都市公共交通会社(以下、YUPT)の副社長であるU Ko Ko Naing氏は、「YUPTの監督下にあるYBSバスも、同様の問題に直面している。」と述べた。ヤンゴン地域政府のU Phyo Min Thein首相によると、地域政府は、こうした問題を解決するために、2018年中にカード決済システムを導入する予定である。
首相は、5月9日に行われたヤンゴン投資フォーラム2018で、次のようにコメントしている。
「カードシステムは、公共向けに実装されます。ヤンゴン地域政府は、少額の紙幣不足やバスの添乗員の必要性という問題を解決するために、カード決済システムを提供する計画です。我々は、現在、カード決済システムプロジェクトを実装するために手配をしており、3ヶ月後には導入できる予定です。」(プレスリリースより引用)
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/25/05/2018/id-13598
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