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2018-05-18 12:00

経済

テレノール・ミャンマー、新CMOを迎えてマーケティング強化

テレノール
経験豊富な人材を起用
ミャンマーで通信事業を展開するノルウェーの国営企業であるテレノール(Telenor)は、テレノール・インドで最高製品責任者(Chief Product Office:CPO)を務めたAmaresh Kumar氏(48)をミャンマーの最高マーケティング責任者(Chief Marketing Officer:CMO)として迎えたことを発表した。

Amaresh Kumar氏は、20年以上にわたりインド国内の有力な通信企業の営業とマーケティング部門でいくつかの異なるポジションを務め、テレコム分野の広大なバックグラウンドを築いたという。

同氏は2010年に収益計画・市場調査の責任者としてテレノール・インドへ入社。2011年にCPOに就任した。

同氏は、
「ミャンマーは4年足らずでアジアの最先端市場の1つになった。私は顧客価値を創造することに情熱を持っており、熱心なチームと協力して、常に手頃で使いやすい、最高のサービスを提供することを楽しみにしている」(プレスリリースより)
と喜びを語っている。

さらなる激化が予想される通信事業
テレノールは1,900万人以上の顧客を持つミャンマーで最も急成長している通信事業者である。

また、革新的な音声およびデータサービスを導入し、ミャンマーの顧客が最も愛用するブランドの1つに成長した。

ミャンマーでは204年以降、テレノール、カタールの通信企業であるオレドー(Ooredoo)、日本のKDDIと住友商事が共同で事業展開するミャンマー国営郵便・電気通信事業体(MPT)の3社による加入者の争奪が激化している。

今年2月には、ベトナム国軍が保有する大手通信企業ベトテル(Viettel)がミャンマー国内11の民間ICT企業とMyTelを設立し、国内4番目となる通信事業ライセンスを取得した。

ミャンマー政府は国内の通信インフラを推進するため、スマートフォンや携帯電話の普及率を人口の90%まで上げることを目標としており、今後のさらなる市場激化が予想される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

テレノール・ミャンマー
https://www.telenor.com.mm

テレノール・ミャンマーのプレスリリース
https://www.telenor.com.mm/en/

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