2018-05-22 21:00
社会
ユニセフがロヒンギャ難民などの子どもの現状を紹介 命と権利を守る

子どもへの攻撃が続く ロヒンギャ難民の子どもは40万人以上に
世界中の子どもの権利と健康を守るために活動する公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、世界各地の紛争地で子どもに対する攻撃が続いていることに言及し、ロヒンギャ難民の子どもの現状についても、15日のプレスリリースで報告した。イエメンや中央アフリカ共和国から南スーダン、シリア、アフガニスタンなどといった紛争地で、多くの子どもの命が危険にさらされ、難民になるなどして苦しんでいる。
ユニセフは、ミャンマーからバングラデシュに逃れたロヒンギャ難民についてもふれ、40万人を超える子どもが人道支援を必要としている中、モンスーンなどによる自然災害によって、コレラなどの病気に罹る危険性が高まっていることを明らかにした。
苦しみを和らげるためにできること 医療や教育などを提供
また、ユニセフは、これらの厳しい現状におかれる子どもに対し、予防接種の実施や栄養不良の治療、教育を受けられる機会など、苦しみを和らげるためできる限りのことをしてきた。しかしながら、今年の支援活動に関する資金が必要額の16%しかなく、資金不足になっている現状もあり、「人道危機緊急募金」を立ち上げ、より多くの人からの寄付を募っている。
(画像は公益財団法人日本ユニセフ協会 ホームページより)
外部リンク
公益財団法人日本ユニセフ協会 プレスリリース
https://www.unicef.or.jp
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30