2018-05-10 20:00
社会
タイからミャンマーへ難民93名が帰還

UNHCRサポートの第2段階 カヤー州とカレン州から帰国
5月7日、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のサポートによってタイの難民キャンプからミャンマー国民が帰国した。難民はタイとミャンマーの国境付近にある5つのキャンプに身を寄せていた93名。73名はカヤー州から、20名はカレン州から国境ゲートを通り、ミャンマーに帰国した。
カレン州の国境ゲートMyawadyでは、タイの在ミャンマー大使や州知事、閣僚メンバーが帰国者を歓迎した。
州知事は、
私の残りの人生で、彼らを迎えることはできないと思っていた。彼らの帰国がとてもうれしい。
私たちは高齢者のためのホームや若者のためのケアセンターを用意している。共にこの困難を乗り越えていきたい。(ELEVENより)
私たちは高齢者のためのホームや若者のためのケアセンターを用意している。共にこの困難を乗り越えていきたい。(ELEVENより)
と述べている。
帰国後も監視を続け長期サポートを実施
UNHCRは2016年10月、タイからミャンマーへの難民帰還サポート第1段階として、71名を帰国させている。今回の帰還はサポートの第2段階として実施された。UNHCRは帰国後も難民の状況を監視し、長期にわたるサポートを行っている。UNHCRは引き続き、計画的でタイムリーな帰還プロセスを提案し、難民の未来のために政府や他組織と協力していく意向だ。
(画像はUNHCRのウェブサイトより)
外部リンク
UNHCR・プレスリリース
http://www.unhcr.org/
ELEVEN
http://www.elevenmyanmar.com/local/13888
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