ミャンマーニュース

イングランド・プレミアリーグの一つ下のディビジョンであるチャンピオンシップに所属するリーズ・ユナイテッドAFC（Leeds United Association Football Club）はポストシーズンツアーとしてミャンマーを訪問。

ヤンゴンのトゥウンナ・スタジアム（Thuwunna Stadium）で5月9日、ミャンマー・ナショナルリーグのオールスターチームとサッカーゲームを行ったが、2－1でミャンマーチームに敗れた。

先制点は前半22分、ミャンマー・ナショナルリーグで活躍するウガンダ代表のジョゼフ・ムパンド（Joseph Mpande）選手が得点。しかし、リーズのビハインドは長く続かず、スペイン出身のサミュエル・サイズ（Samuel Saiz）選手がペナルティ・ポイントから得点を決めた。

また後半18分には、ミャンマーのオールスターチームに選ばれたナイジェリアのストライカー・クリストファー・チゾバ（Christopher Chizoba）選手が得点を決めている。

リーズはトップ選手と若手が混在していたが、多くのトップ選手が何らかの理由で欠席したという。一方、ミャンマーのオールスターチームは、国内リーグで活躍する最高の選手が集められた。

リーズがミャンマーでポストシーズンツアーを行うことを発表して以来、イングランド国内や国際人権団体などが、「民族浄化が疑われる国」でのツアーを批判していた。

しかし、リーズのクラブオーナーであるイタリア人のアンドレア・ラドリザーニ（Andrea Radrizzani）氏は、と批判を一蹴している。

このような懸念とは裏腹に、試合観戦のためにスタジアムに集まった約1万7,000人のサッカーファンはゲームを楽しんだ。

なお、11日にマンダレーで最終戦が開催される予定だ。

（画像はSport star liveより）

外部リンク

Leeds lose first leg of controversial Myanmar tour
http://www.sportstarlive.com/

Football: Leeds Utd lose first match on controversial Myanmar tour
https://www.channelnewsasia.com/

MNL All-Stars 2-1 Leeds United: The Whites' tour starts with a defeat
https://www.sportinglife.com/