2018-05-16 02:45
経済
投資家による苦情申し立ての仕組みに関する協議のワークショップが開催

多方面からの投資関係者が出席
訴訟の発生を未然に防止し、法的な訴訟の段階になる前に、投資問題に関する相談を実施する、投資家の苦情申し立ての仕組み(IGM)に関して協議するワークショップが、5月10日に、バガンのアマラガーデンリゾートホテルで開催された。これは、ミャンマー投資企業管理局(DICA)、計画・財務省、ミャンマー投資委員会、国際金融公社(IFC)、上ミャンマーの州関係者の協力により、開催されたもの。
ワークショップの目的は、2016年に制定されたミャンマー投資法におけるIGMの重要性を認識すること、投資家の苦情の潜在的要因を理解し、他の国々からのベストプラクティスでIGMの可能な構造と機能を議論すること、投資承認プロセスとIGMの実施における地域の投資委員会または地方政府の役割を理解することである。
そして、計画・財務省の副大臣であるU Maung Maung Win氏、ミャンマー投資委員会のU Aung Naing Oo長官、関連する省庁からの代表、州や地域からの投資メンバーなど50人が参加した。
投資に関する法律やベストプラクティスなどを協議
ワークショップでは、計画・財務省のU Myat Thu大臣とU Maung Maung Win副大臣、マンダレー地域政府、ミャンマー投資委員会のU Aung Naing Oo長官、民間セクターのスペシャリストU Thitsar氏、国際金融公社関係者が挨拶を行い、ミャンマー投資委員会のU Aung Naing Oo長官によって、「投資家援助委員会の活動と挑戦」というDICAからのプレゼンテーションが行われた。その後、IFC世界銀行グループ、投資法律顧問のSufian Jusoh氏による「IGMのコンセプトと機能、およびIGMのベストプラクティス」の講演や、BLP法律事務所のパートナーであるChris Hughes氏による「ミャンマー投資法、IGMに関する法的取り組みと政策の重要な考慮」という講演が行われた。
そして、質疑応答のためのワークショップが行われた後、夕方には、IFCの民間セクタースペシャリストであるU Thitsar氏が閉会の挨拶を述べた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー投資企業管理局(DICA)
https://www.dica.gov.mm/
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