2018-05-07 13:00
経済
ミャンマーの中小企業登録、7月よりオンラインシステムが稼働

事務処理の簡素化で登録者数の増加をはかる
ミャンマーの中小企業登録がオンラインでできるようになる。中小企業開発のアシスタントディレクターによれば、プラットフォームはすでに完成しており、7月から公式に運営される予定だという。オンライン登録をする企業は、ウェブサイトで所定のアプリケーションに必要事項を入力し、審査と承認を受ける必要がある。承認後は最も近い地域や州の事務所から、登録カードを入手する。
中小企業の登録カードは現在も地域および州の事務所で購入できる。しかし、審査はネピドーで行われており、事務処理に少なくとも3週間かかっているという。オンラインシステム導入後は、登録情報の確認や訂正も可能になる。
アシスタントディレクターは、
オンライン登録は時間を節約し、作業プロセスをシンプルにする。そのため、中小企業の登録者数は増えるだろう。(ミャンマー情報省より)
と述べている。
登録企業はさまざまなサポート利用が可能に
ミャンマーの企業は90%が中小企業だ。登録費用は小企業が5000チャット、中企業が1万チャットとなっている。しかし、10万件の登録者数に対し、登録カードを入手しているのは2万人だという。カードを所有している企業はASEAN諸国とのビジネスを承認される。また、ビジネスコースや技術的支援、マーケティング、融資などで優遇される。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/5/05/2018/id-13385
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