2018-05-07 11:45
経済
アジア開発銀行年次総会、ミャンマーとバングラデシュに融資表明

ロヒンギャ難民問題による経済打撃を立て直す
5月3日、マニラで行われているアジア開発銀行の第51回年次総会で、中尾武彦総裁はミャンマーとバングラデシュが抱えるロヒンギャ難民問題について、支援を行う意思を表明した。中尾総裁は、ロヒンギャ難民問題によって、ミャンマーとバングラデシュの経済が深刻な影響を受けたことを認識しているとして、
健康やその他の分野において、生活を立て直そうとしている人々を助ける準備ができている。(Myanmar Timesより)
と述べている。
労働者に新技術トレーニングを提供 長期的な生活向上をめざす
アジア開発銀行は今年度、ミャンマー政府と協力して、遠隔地とヤンゴンを結ぶ340キロメートルの高速道路整備に着手している。このプロジェクトにともない、労働者に対して新しい技術トレーニングを行い、再雇用を支援する取り組みも行っている。この取り組みによって、一時的に職を失う者もある。しかし、長期的にみれば新しい技術を受け入れることによって、生活の向上と貧困の解消が期待できる。
中尾総裁は、これまでに行ったバングラデシュへの融資が非常に有効だったことを述べ、
私たちはミャンマーとバングラデシュからの支援要請を待っている。(The Daily Starより)
と述べている。
(画像はThe Daily Starより)
外部リンク
The Daily Star
https://www.thedailystar.net/
Myanmar Times
https://www.mmtimes.com/
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