2018-05-07 01:00
社会
UNHCR、モンスーンによる被害に備えバングラデシュで追加支援を急ぐ

コックスバザール、既にモンスーンによる雨が降り始める
国連難民高等弁務官事務所(以下、UNHCR)が、ミャンマーからのロヒンギャ難民が多く身を寄せるバングラデシュに関して、モンスーンの季節に入っており、被害に備えて追加支援を急いでいると、5月4日のプレスリリースで発表した。UNHCRによれば、5月1日に人道支援を行う輸送機が、バングラデシュに設置する非常時シェルターの部材を輸送したとしている。
今回は、全3回のうちの1回目にあたる輸送で、洪水や土砂崩れの危険性の高いエリアに住む難民、およそ60,000人のための非常時シェルターが最終的には設置されていく予定。また、170,000枚の防水シートなどを含む、様々な支援物資も届けていく。
難民を安全な場所へ移動も 医療テントや緊急健康キットも準備
また、UNHCRは、より安全なエリアに住む難民から受け入れてもらい、危険なエリアに住む難民およそ35,000人を、一時的に移動させる計画も実行に移した。緊急の医療テントも既に設置しており、緊急健康キットも用意。より多くの薬や医療用品が必要となることを予想し、発注もしている。
(画像はプレスリリースより)
(C) UNHCR/Caroline Gluck
外部リンク
UNHCR プレスリリース
http://www.unhcr.org/
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