2018-05-02 18:00
社会
ミャンマー政府、民族メディアに関する会議を開催

民族言語での出版や放送を促進
4月27日、ミャンマー政府による「第6回エスニック・メディア・カンファレンス」が行われた。会議は情報省のPe Myint大臣、民族問題省のNai Thet Lwin大臣、カレン州・カレンナショナルユニオンのNan Khin Htwe Myint大臣、Phato Saw Thamein Tun大臣によって開催された。
会議のスローガンは「エスニックメディアを持続させるための、メディアリテラシーの促進」。民族メディアの重要性を再確認し、民族言語や知識の発展をめざす取り組みだ。
法改正で民族独自メディアと政府機関の連帯も可能に
情報省大臣によれば、印刷出版分野では、所定の登録を済ませれば民族言語での出版を許可しているという。すでに複数の雑誌が出版されており、民族言語による書籍や新聞の印刷もすすんでいる。また、MRTVでは民族言語による11のプログラムが、国立ラジオ放送では17のプログラムが放送されている。今後5つのテレビチャンネルが追加され、民族言語の促進を手助けしていく。
民族独自運営のメディア発信もすすんでいる。情報省大臣は多くの民族でコミュニティラジオを立ち上げていることを承知しているとした上で、今後法律を見直し、合法的な放送が成立するよう改善することを伝えた。
法改正案が承認されれば、民族メディアと政府機関が協力し、情報発信することも可能になる。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/28/04/2018/id-13297
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