2018-05-01 21:00
社会
農業・畜産・灌漑省大臣、揚水プロジェクトや農業科学研究所などを視察

地域の水需要確保で作物に恩恵
4月20日、農業・畜産・灌漑省のAung Thu大臣は、カレン州パアンの農民と面談し、農家が協力して働く必要性や、法律に従って、協同組合を作るための支援、農民が農業機械を所有して使用する方法、現在の農業技術や手法を提供する作業の拡大などについて議論した。ミャンマー情報省が4月25日、報じた。そして、夕方に、大臣一行はパアン郡を訪れ、Tayote Hla川の揚水プロジェクトを視察した。
プロジェクトの関係者は、Tayote Hla川、Bar Cup川、Zathapyin川からの配水やTayote Hla川の揚水プロジェクトによって、2017-2018年度には、1,106エーカーの夏作物が恩恵を受けていることについて説明した。
また、2016年10月から2018年3月まで、地域の水需要に対応するために、およそ43の管井戸が掘られているが、さらに大臣は、当局を地域住民に対して、地域に利益をもたらす事業の継続を要請した。
継続的な農業技術研究を実施
4月21日には、Aung Thu大臣、カレン州の計画・財務・開発大臣であるU Than Naing氏、農業・家畜・灌漑大臣であるU Saw Myint Oo氏が、パアンの水分配プロジェクト「Ba Me Taung」や、カレン州の手織り機訓練学校を訪問し、そこで一行は様々な要件について協議し、調整を行った。カレン州の手織り機訓練学校は、基本作物、竹工芸品、手織り機、基本溶接、オートバイ修理、その他のメンテナンスなど、様々な短期コースを実施しており、2017-2018年度には、およそ269人が研修を受けている。
その後、一行は、パアンにある農業科学研究所を訪れ、ここで行われている訓練コースを視察した。
視察の後の会議で、大臣は、「農業科学研究所は、多くの中間レベルの農業専門家を輩出している。研究所は、訓練を行うだけでなく、農業技術に関する情報を広め、最新の国際的な農業方法や研究を継続的に開始していかなければならない。」との見解を示した。
さらに大臣は、パアン郡Wa Su村で開かれている農業部の情報会議に出席し、農民の要求に対応するために協力を行うという意向を示した。
(画像はミャンマー情報省より)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/25/04/2018/id-13275
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30