2018-04-22 17:00
政治
新年の恩赦でおよそ8500人が釈放

「人々に平和と喜びを」人道的な支援として政府が実施
4月16日、ミャンマーでは新年を祝うティンジャン・フェスティバル(水かけ祭り)に伴い、8000人以上が大統領の命により恩赦で釈放することが発表された。先月就任したWin Myint大統領は、仏教の新年にあたり、人道的な理由から恩赦を実施する。
大統領オフィスは、
人々の心に平和と喜びをもたらすため、人道的な支援として8490人の囚人が釈放される。(Reutersより)
と発表している。
オンラインにまつわる名誉毀損の増加 現代に適合する方の見直しを切望
17日の時点ですでに大多数が釈放されており、各国メディアが報道している。釈放される囚人の大部分は麻薬・薬物犯罪者。50人の外国人と36人の政治犯も含まれている。ヤンゴンのインセイン刑務所では17日遅く、数十人が釈放された。ゲート前には多くの親族や友人などが集まり、喜びを分かち合っていた。
2011年以降、数百人の政治犯が釈放されている一方で、まだ裁判に直面している者もいる。約200人は政治活動に関連した罪で刑務所に拘束されたままだ。
オンラインにおける名誉毀損などで罪に問われるケースも増えており、新しい時代に適した法の確立が切望されている。
(画像はThe Straits Timesより)
外部リンク
The Straits Times
http://www.straitstimes.com/
Reuters
https://www.reuters.com/
関連する記事
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30