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2018-04-17 20:00

政治

ロヒンギャ難民、バングラデシュから最初の家族が帰還

ロヒンギャ
およそ70万人のうちの5人 ラカイン州に到着
4月14日、バングラデシュに避難しているロヒンギャ難民5人がミャンマーに帰還した。難民の数はおよそ70万人。この家族が最初の帰還者となった。

ロヒンギャ難民の帰還については、まだ受け入れ態勢ができていないとして、国連が時期尚早との警告を発していた。

ミャンマーとバングラデシュは1月、今後2年間で難民の帰還を完了させることで合意した。ミャンマーは国境近くのラカイン州に2つのレセプションセンターを設置し、一時的なキャンプを準備している。

政府発行の国民証明カードを「新たな難民としての扱い」として拒否
14日遅くミャンマー政府は、一家5人が同日朝、Taungpyoletweaレセプションセンターに到着したことを報告した。一家に対しては「規定に則っている」ことを理由に、国民証明カードが発行された。

ミャンマー到着後、家族は移民・健康省、社会福祉省、移住省によって検査され、食糧や衣服、日用品などが配布された。

証明カードはミャンマー政府が続ける取り組みの1つだが、十分な市民権を提供する物ではない。ロヒンギャ族リーダーは、新たな移民として扱われるだけだとして、この証明カードの受け取りを拒否している。

(画像はBBCより)


外部リンク

BBC
http://www.bbc.com/news/world-asia-43772364

Reuters
https://www.reuters.com/

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